4−2−1 カッティングス採取および観察方法

コア採取深度および地質層序を決定することを目的として、掘削に伴うカッティングスの採取を行った。

ア 採取方法

φ1mmメッシュのふるいを用い、掘削孔口より排出される掘削排水より直接採取した。採取は2m毎に0.3g以上採取し、地点名、採取深度を明記し保管した。

イ 観察方法

カッティングスの観察はすべての試料について行い、推定される地質および観察記事をボーリング柱状図に記載した。特に、地質境界の推定される深度については、礫種についてモード分析を行い、データシートへ記録した。モード分析を行った試料数は、45試料であった。