A) 所定深度(図4−1−6参照)まで掘削を行い、所定の深度までケーシングを挿入した。
B) ケーシング挿入後、十分に泥水循環させ、孔内洗浄を行い、セメンチングは孔内容量に等しい量のウェルクリーナー溶液を先行液として管内に注入した。その後セメントスラリーをポンプにてケーシング内に送り、インナーストリングス方式によるセメンチングを実施した。
C) セメントスラリー量は、孔径から計算した容量の2倍とし、注入したセメントスラリーと同質のものが達するまで後押しを行った。
D) セメントスラリーが孔口まで達しない場合は、掘削孔とケーシングの間に別に用意したセメントスラリーを注入し、口元までセメントスラリーを充填した。