4−1−1 工事場所及び敷地の設定

ア 調査及び工事用敷地の確保

 調査及び工事用敷地については、西春日井郡清洲町大字西田中字松本1番地地内(愛知県清洲貝殻山貝塚資料館建設予定地)を借用し、調査を実施した。孔井位置は国土地理院発行2万5千分の1の地形図および清洲町発行の1/2,500清洲町都市計画図(図4−1−1)に記載し、それぞれ孔井位置図表として示した。観測点の緯度、経度は、北緯35°12’52”、東経136°51’14”、地表面の高度は東京湾平均海面を基準としてT.P.+3.675mであった。

イ 工事用敷地の整備・復旧

 工事用敷地の整備を行い、工事の終了後は、現状復旧を行った。

 敷地内の資機材の配置図を図4−1−2および図4−1−3に、調査地状況を図4−1−4に示す。

ウ 工事用水

 工事用水については、清洲町水道課より取水させていただいた。

エ 汚泥・汚水処理

 汚泥・汚水処理は、許可をうけた専門業者に委託して行い。特に、排泥ピットを設置し、汚泥・汚水の流出防止に努めた。

オ 騒音

 作業場所、作業環境に合わせた対応をとり、近隣住民等に迷惑とならないよう配慮し、必要に応じて騒音測定を行った。

図4−1−1 孔井位置図表(1/2,500)

図4−1−2 掘削時の装置配置図及び敷地完成図

図4−1−3 掘削時の装置配置図及び敷地完成図(東海豪雨後)

図4−1−4 調査地状況