本業務は、2年計画で実施している『濃尾平野地下構造調査』のうち、2年目にあたり、濃尾平野における堆積層の地震波速度並びに基盤岩の深さ、形状及び地震波速度など3次元的地下構造を把握し、地盤の揺れを明らかにするための基礎資料を得ることを目的として、基盤に達する観測井掘削、コアの採取・分析及び物理検層を実施した。地表付近の速度検層は別孔にて実施し、地表から基盤岩までデータ欠損区間のないよう努めた。
業務の実施、結果の評価にあたっては、『濃尾平野地下構造調査委員会』の指導および助言を受けた。