図7−6 近畿地方の伸びと縮み

図の十字型に組み合わされた2本の直線の方向は、最大の伸び(あるいは最小の縮み)の方向と、最大の縮み(あるいは最小の伸び)の方向とを示す。また、直線の長さは、伸びまたは縮みの量に比例している。

[国土地理院データ、「新編日本の活断層」から作成]

A:最近約100年間


紀伊半島を除いた地域ではほぼ東西方向の縮みがみられる。紀伊半島では、1944年の東南海地震、1946年の南海地震の影響により北西−南東方向の伸びがみられる。丹後半島の大きな値は、1927年の北丹後地震の影響である。

B:最近約10年間


紀伊半島では北西−南東方向の縮みがみられる。なお、1995年の兵庫県南部地震は、データの期間外に発生したので、その影響は含まれていない。