図6−6 中部地方の伸びと縮み

図の十字型に組み合わされた2本の直線の方向は、最大の伸び(あるいは最小の縮み)の方向と、最大の縮み(あるいは最小の伸び)の方向とを示す。また、直線の長さは、伸びまたは縮みの量に比例している。

[国土地理院データ、「新編日本の活断層」から作成]

A:最近約100年間


糸魚川−静岡構造線以西では、全体的に北西−南東方向ないしは東西方向の縮みが見られる。

福井平野周辺の大きな値は、1948年の福井地震の影響である。

B:最近約10年間


伊豆半島の北部では、群発地震や海底火山噴火などを反映した顕著な伸びが見られる。