9−2 九州・沖縄地方の被害地震の例

ここでは、太平洋側沖合のプレート境界付近での地震として、1662年と1961年の日向灘の地震、1911年の奄美大島近海の地震および津波により大きな被害を生じた1771年の八重山地震津波を取り上げる。陸域の浅い地震として、1922年の島原半島の地震、また同様なタイプと考えられる地震として1596年の別府湾の地震を取り上げる。さらに、火山地域で噴火に伴って発生した地震として、1914年の桜島の地震を記述する。