6−2 中部地方の被害地震の例
ここでは、南海トラフ沿いの巨大地震として、安政東海地震(1854年)と東南海地震(1944年)を取り上げる。陸域の浅い地震としては、濃尾地震(1891年)、福井地震(1948年)、さらにこのタイプの地震で大きな被害を出したことで知られる天正地震(1586年)を取り上げる。日本海東縁部の地震として、新潟地震(1964年)を取り上げる。また、伊豆半島周辺で発生した被害地震や、活発な群発地震活動の例である松代群発地震も記述する。