この地域の大地震は比較的浅いところで発生するため、それに伴う海底での地殻変動(隆起や沈降)により、津波が発生することが多い。その場合、震源が陸域に近いため、震源に近い沿岸では、強い地震動が生じるほか、その数分後には津波が来ることもある。また、震源から遠い地域の沿岸にも津波が来ることがあるほか、日本海は陸で囲まれているために、津波の伝わり方が複雑で、地震から数時間後に津波の高さが最大になる場合もある{18}。