4−3−2 西側壁面

断層Nは下位よりH2相〜F層を切り、B1相に覆われる。H1相に挟在する礫は断層に沿って配列しており、断層運動による再配列と考えられる。またG層は断層に沿って薄く連続しており、断層運動による引きずりと考えられる。

断層Sは下位よりH1相〜C層を切り、B層(B1相)に覆われる。断層SはW8−W10付近で2条に分岐する。分岐した断層に挟まれる部分には、東側壁面と同様、礫混じり腐植質シルトがみられる。低下側のD層上面には、断層に沿って引きずり上げられている。