そのうち、150ヶ所のほぼ全部の強震計で観測される地震は、やはり震度3以上であり、震度2の地震だと、今回の三宅島近海地震の記録のように、トリガーレベルの低い(つまり、ノイズの少ない)観測点に限られる(50ヶ所前後)。
震源の分布を見ると、東西南北各方位に分布するが、上記のように解析に使用可能な大きな地震が各方位に満遍なく観測されるためには、長期間の観測が必要と思われる。