各トレンチ調査結果をまとめると以下の様になる。
<下保木地区トレンチ:菊川断層の南部セグメント>
活動時期:25,510±130yB.P.〜25,070±160yB.P.
変位量 :1.33m(実変位量)
<上岡枝下流地区トレンチ:菊川断層の中央部セグメント>
活動時期:29,450±190yB.P.〜12,080±50yB.P.
変位量 :未確認
活動時期:7,000yB.P.〜2,080±50yB.P.
変位量 :1.58m(実変位量)
<上岡枝上流地区トレンチ:菊川断層の中央部セグメント>
活動時期:未確認
変位量 :未確認
菊川断層中部の上岡枝上流地区付近では既往調査(堤ほか1991)結果があり以下のようになる。
<既往調査:菊川断層の中央部セグメント>
活動時期:20,300yB.P.〜14,650yB.P.(活動時期は、この時期でもその後半、すなわち現在に近い時期に起こった可能性が高い。)
変位量 :不明