(2)平均変位速度

下保木地区及び上岡枝下流地区において確認した1イベントあたりの変位量(D)及び、図1−8−2表1−8−1に示す再来間隔(R)から平均変位速度(S)を求める。

D=1.33〜1.58m、R=9,000〜11,500年より、

S=1.33〜1.58 / 9,000〜11,500=0.12〜0.18m/1,000年

となり、B級(0.1〜1.0m/1,000年)の活断層の中でC級の活断層に近いものとなる。