5−6 下保木地区

下保木地区は、今回調査した菊川断層の南端に位置する。「新編日本の活断層 1991」では、北から下保木地区付近までを確実度T、下保木地区付近より南を確実度Vとしており、菊川断層の南への延長を考慮する上で重要な位置にある。

また、「山口県地質図」では下保木地区付近より南では、地質境界断層としての菊川断層と活断層としての菊川断層は一致しておらず、断層の性状等を考慮する上でも重要な位置付けにある。