そこで、本調査では、空中写真判読と地形図読図により区分した段丘面を、現河床からの比高と、露頭での段丘堆積物の観察結果により、対比した。なお、露頭番号を付図2、図3−1−2.ストリップマップに示し、その柱状図を図3−1−3に示す。
河成段丘はその比高により、上段段丘(河床比高25〜40m)、中段段丘(河床比高15〜25m)および下段段丘(河床比高5〜15m)に区分した。また木屋川河口の海成段丘は河成段丘と区別して示した。さらに、扇状地・沖積面も抽出した。
以下に各段丘の特徴を示す。