(8)速度解析
速度解析は、CDPスタックを実行する際に必要な速度を知るために、CDPギャザー内の反射走時Ti(X)が、オフセット距離X(発震点と受振点の距離)、2−way time T(X=0での反射面までの往復走時)、CDPギャザー内での反射位相のみかけの平均速度Vstkによって次式のように表されることを利用し、VstkとTを決定する作業である。Ti(X)={(T,i)2 +(X/Vstk,i)2 }1/2
ここに、 i : i番目の反射面を表す添字
X : オフセット距離
T : 垂直(X=0での)往復走時
Vstk: CDPギャザー内の反射位相のみかけの平均速度