(10)残差静補正

静補正では補正できなかった発震点や受振点近傍地表条件の違いによる反射波の走時のばらつきを補正する処理。ここで用いたMaximum Power autostaticsは 、NMO補正後のCDPギャザーにおいて、あらかじめ指定したウインドウ内でのスタック結果のパワーが最も大きくなるような補正値を各受振点、発振点別に求め、これをすべてのCDPに対して行い、測線全体を通して最もスタック結果のパワーが大きくなる各受振点、発振点の補正量を自動反復計算によって求めるものである。