長井市寺泉地区では、撓曲変形を受けたTe3層(約2,300〜3,300年前)の垂直変位量が約1.7mである(図6−3−1参照)ことから、平均変位速度は、0.51〜0.74 m/1,000yと推定される。
飯豊町小山地区では、撓曲変形を受けたKo2層(約6,200〜7,000年前)の垂直変位量が2.2m以上である(図6−3−2参照)ことから、平均変位速度は、0.31〜0.35 m/1,000y以上と推定される。