(9)舘山No.7a(掘削深度:1.50m)

・耕作土(深度0.00〜0.40m)

不均質な礫混じり粘土からなる。植物根を混入する。

・シルト〜細砂(深度0.40〜1.16m)

比較的淘汰が良く、均質なシルト質細砂を主とする。部分的に黒ボク状を呈する。

・砂礫(深度1.16〜1.50m)

泥岩や安山岩の亜円礫を混入する。基質は中〜粗砂からなる。

14C年代測定結果>

深度0.45〜0.55mの腐植質粘土において14C年代値1,863±53y.B.P、暦年補正年代値1,730〜1,830cal y.B.Pが得られた。また、 深度0.95〜1.08mの腐植質粘土において14C年代値7,206±69y.B.P、暦年補正年代値7,940〜8,040cal y.B.Pが得られた。