(3)地質構造と活断層との関係

中西地区のM面堆積物でみられる明瞭な断層崖の南方延長が、小山地区の撓曲崖に連続していると推定される。

また採石場内に露出する、未固結の更新統の走向傾斜はN50°E70°Sと急傾斜を示す。すぐ東側の中西地区の断層崖との配置関係を考慮すれば、断層運動による変位をうけた可能性もある(山野井2001)。