(7)寺泉No.4b(掘削深度:2m)

・耕作土(深度0.00〜0.78m)

不均質な礫混じり粘土からなる。植物片や火山岩礫を混入する。

・Te4層(深度0.78〜2.00m)

粘性土、砂、砂礫が互層状を呈する。粘性土は全体に砂分を多く混入し、淘汰が悪い。また、下部においては、未炭化の植物片を多く混入する。砂層は淘汰が悪く、粘土分を少量混入する。砂礫も淘汰が悪く、火山岩や泥岩の細礫を多く混入する。

14C年代測定結果>

深度1.65mの材において14C年代値261±53y.B.P、暦年補正年代値280〜430cal y.B.Pが得られた。