(7)ディコンボリューション処理

反射記録の中に含まれる繰り返し性のある信号を取り除く処理を実施した。陸上の場合では極く表層の低速度な層によって起こることがあり、これら繰り返し性の波は、記録上でしばしば真の反射波の信号を見にくくしたり、弱めたりする。 繰り返し性を示す記録のスペクトルは、それぞれの繰り返しの周波数、もしくはその2倍、3倍、 の周波数でピークを示す。したがってディコンボリューションは、これらのピークを示す振幅を抑さえて、全体のスペクトルがほぼ平坦となるようにする処理作業を行なう。