・北部…大石田町横山−寒河江市日和田に至る区間(約22km)
・南部…寒河江市東部−山形市村木沢に至る区間(約20km)
今回の調査で断層活動年代に関する資料が得られた結果、北部区間では8,000〜7,000年前及び5,000〜4,000年前、南部区間では13,000〜10,000年前、9,000年前及び4,000年前に活動しており、時期がやや異なることから、これらは別の活動セグメントかもしれない。
また、新庄盆地断層帯と山形盆地断層帯の関係については、新庄盆地断層帯長者原断層の南端と山形盆地断層帯北端(横山地区)が直線距離で約7km離れていること、断層の伸長方向がずれていること、活動時期や活動性が異なると思われることから、セグメントとしては別のものと考えて差し支えないと思われる。