鮭川断層は低位段丘V面(約10,000年前)に変位を与えており、完新世(約10,000年前以降)に活動した可能性が高いと考えられる。
(2)変位量及び変位速度の検討
新編日本の活断層によれば、低位段丘V面(約10,000年前)に約5mの変位が生じていることから平均変位速度は0.5m/1,000年程度と推定されている。
(3)3ヶ年調査結果のまとめ
3ヶ年の調査結果を表4−2−1にまとめた。
表4−2−1鮭川断層調査結果の総括表