顕著な傾斜不整合はyaU層(約5,000〜9,000年前)とyaV層(約30,000年以前)の間に認められる。また、傾斜するyaU層にyaT層(約1,000〜2,700年前)がアバットしているようである。よって約9,000年前と5,000年前以降に断層活動があったことが推定される。さらにyaT層についてみると約2,600年前の腐植土層と、細粒物質から構成され平坦であったと考えられる沖積面が約4°で西に傾斜していることから見て、約2,600年前以降の変位を反映したものである可能性がある。