3−6−4 調査結果

調査結果を表3−6−1層序表及び図3−6−4地質断面図(トレンチ@地点)、図3−6−5地質断面図(トレンチB地点)にまとめる。調査地の地層は層相及び年代によりodT〜odZの7層に区分される。

トレンチ@地点については、トレンチ@で確認された断層の延長にあたる大寺No.1と大寺No.6の間で明瞭な層序的ギャップが認められる。このギャップは断層によるものと考えることもできるが、トレンチB地点と同様に撓曲構造による可能性の方が高いと考え、本断面図では撓曲構造として表現した。

トレンチB地点については、平成10年度にトレンチ調査から推定されていた地質構造を実証する調査結果となっており、地質構造についての考え方に変更点はない。

表3−6−1 層序表