トレンチ@地点については、トレンチ@で確認された断層の延長にあたる大寺No.1と大寺No.6の間で明瞭な層序的ギャップが認められる。このギャップは断層によるものと考えることもできるが、トレンチB地点と同様に撓曲構造による可能性の方が高いと考え、本断面図では撓曲構造として表現した。
トレンチB地点については、平成10年度にトレンチ調査から推定されていた地質構造を実証する調査結果となっており、地質構造についての考え方に変更点はない。
表3−6−1 層序表