本孔は、地表より深度0.13mまで、盛土からなる。深度0.13〜0.38mは、乳灰色粘土からなる。深度0.38〜1.64mは、細〜中砂を主体とし、有機質粘土(弱腐植)薄層を2枚挟在する。深度1.64〜3.96mは、有機質粘土を主体とし、礫混じり粘土薄層を挟在する。有機質粘土の腐植度は弱〜強で、細かく変化する。また、炭質物を少量混入する。深度3.96〜5.21mは、砂礫を主体とする。礫はφ3〜5cmの亜角礫を主体とし、礫種は安山岩・凝灰岩主体である。基質は、シルト混じり粗砂である。深度5.21〜6.08mは、有機質粘土(弱腐植)からなり、φ0.5〜1.0cmの角〜亜角礫を少量点在する。深度6.08〜7.90mは、シルト質微細砂・有機質シルト(弱腐植)・礫混じり粘土からなる。礫混じり粘土にはφ0.5〜1cmの亜角礫が混入し、くされ礫や、赤色安山岩礫がみられる。また、炭化片が混入する。