本孔は地表より深度0.28mまで、盛土からなる。深度0.28〜0.62mは、粘土からなる。深度0.62〜4.80mは、砂層及び砂礫層が厚く発達する。このうち、深度0.62〜1.66mは、細砂と中砂が互層状を呈する。深度1.66〜4.80mは、砂礫及び礫混じり砂からなり、下位の有機質粘土層を削り込んでいる。礫はφ5cm以下の亜円礫を主体とし、材化石や腐植片の混入が多い。材化石は最大φ40cmに達する。深度4.80〜5.89mは、有機質粘土(弱〜中腐植)及び砂礫からなる。砂礫にはφ1cm程度の円礫がみられ、腐植物の混入が認められる。深度5.89〜7.35mは、有機質粘土及び微細砂からなる。有機質粘土は弱〜中腐植で、腐植物が点在する。微細砂には、シルト分混入し、所々に腐植物を含む。