5−1 調査計画および数量

調査計画は表5−1に示した項目および数量とした。対象地区は図5−1に示した地区である。平成11年度調査は9年度,10年度調査の結果を踏まえボーリング調査・トレンチ調査による各対象断層の活動履歴を明らかにすることを目的として行う。各トレンチ調査では断層の最終活動時期、活動間隔を明らかにすることと同時に、各断層の活動履歴を比較検討し連動して活動し得る区間長の検討も行う。

表5−1 平成11年度調査計画数量

<調査実施地区および調査内容・目的>

平成11年度において実施を計画しているトレンチ調査候補地点では地点によって調査の進捗状況や地質情報の詳細把握の程度が異なっている。このため、各地点ごとにトレンチ調査の必要深度やボーリング調査における必要な掘削深度に差がある。以下に各地区ごとの調査計画と調査目的および調査時の留意点を示し、図5−2−1図5−2−2図5−2−3図5−3−1図5−4−1図5−4−2図5−4−3図5−5−1図5−6−1図5−7−1図5−7−2図5−7−3には実施候補地点を示した。