測量の結果、この地域の断層崖(撓曲崖)は12〜14mの比高をもち、地形変形の幅は最大で200m,少ない場合で約100m程度と判断される。ここで得られた断層崖の比高約12mは上盤側の段丘面形成時期が限定されていないために正確な評価には達しないが、仮に上盤側の段丘面が約15,000年〜20,000年前に形成された低位段丘Uとした場合、ボーリング調査のNo.3孔深度約17mで得られた17,160±90y.B.P.がほぼ同時面として対比される。
この時この同時面の高度差約30mに対して、比高を形成した時間が約17,000年間となるとこの地区での平均変位速度は 30m/17千年≒1.7m/1,000年となり、「新編 日本の活断層」(1991)などで区分される。活動度A級となる。これは、従来山形盆地断層帯に与えられていた活動性の評価をはるかに上回るものとなる。