鮭川断層は北部および南部で変位地形と地震構造の対応がよいが、中部区間では対応が不明瞭なものとなっている。
長者原断層は、明瞭な変位地形と構造変化、断層露頭の存在から約10kmの延長が認められた。断層位置については、図4−1−2に示したように「新編 日本の活断層」,1991に示されたリニアメントとは異なる位置とした。沖の原断層については区間、位置ともに従来示されたものと変更点はない。