<測定期間>
平成9年10月22日〜10月31日
<発震系>
震 源 ミニバイブレーター1台
スイープ数/発震点 5〜20回
スイープ周波数 10〜120Hz
スイープ長 20sec
発震点間隔 10m標準
総発震点数 431点
<受振系>
固有周波数 10Hz
受振器数/受振点 9個
受振点間隔 10m
総受振点数 456点
<記録系>
探鉱機 ディジタルテレメトリGDAPS‐4
サンプル間隔 2msec
記録長 3sec(相互相関後)
チャンネル数 標準120チャンネル(最大196チャンネル)
VP. 1〜VP. 30−196チャンネル
VP. 31〜VP.281−120チャンネル
VP.282〜VP.430−184チャンネル
VP.431〜VP.457−120チャンネル
測定に際しては、起点から測量により10m間隔で木杭等のマーキングを行い、これを受振点の基準とした同じく発震点もこのマーキングに沿って実施したが、受振点の配置はより直線的としたため、発震点がマーキングから離れる場合には、補助としての発震点をもうけた。
受振器は受振点ごとに9個グループ/チャンネルのものを使用し、表面波の低減化空間的エリアシングの防止、設置点のローカリティの平均化を図った。受信器は受振点を中心に測線方向に等間隔で展開し、地面に直接埋設するか受信器スタンドを用いて設置した。
以上の条件で取得した記録例を図6−4−1、図6−4−2、図6−4−3、図6−4−4、図6−4−5に示した。これらの記録例から現地における測定は比較的ノイズの少ない安定したデータが取得されたと判断され、表層から反射走時1.3〜1.5秒の反射波が確認される。