掘削開始はS波反射探査の解析後とした.
追加調査の掘削は当初予定の5孔のボーリング調査の結果をうけて開始した.追加調査結果の終了は,第2回活断層委員会の開催にその結果を報告できるようボーリング機械台数を決定した.
さらに追加調査の結果から行われた二次追加調査は,第二回活断層委員会の直後に開始し,第三回委員会にその結果を報告するよう計画した.
全体の掘削工程は,調査地が建設省による第二阪和国道建設工事の敷地内であるという特殊な用地条件も考慮されたものである.