断層面の直上で1孔(No.3)
断層の下盤側(南側)で3孔(No.2,4,5)
〔決定の経緯〕
S波反射探査の解析結果から,文献で示される和歌山平野伏在断層と思われる地質構造が測線距離CMP330付近の地下30mに認められた.従ってこの地質構造を確認する目的で,S波反射測線に沿って南北方向に直線状に配置した.
b.追加調査:断層面直上から下盤側の既存孔(No.2,3,4,5)のほぼ中間地点で3孔(No.13,14,15)
S波反射測線CMP500付近で3孔(No.7,8,9)
〔決定の経緯〕
当初計画の5孔のボーリング調査結果から,断層面周辺の地質データーの補完が必要であること.またS波反射探査の解析から認められた測線距離CMP500付近の基盤の変位を確認する目的で追加調査を行った.いずれのボーリング孔もS波測線に沿って配置した.但し,No.7孔は工事用道路の出入口に当たることからS波測線から西側に約10m移動した.
c.二次追加:断層面の直上で2孔(No.17,18)
断層の上盤側で1孔(No.16)
〔決定の経緯〕
断層の分布と活動履歴を検討した結果,断層の傾斜と変位の基準となる地層についての地質データーを補完する必要があること.また,変位の基準となる地層の確認には断層上盤側でも地質データーを補完する必要があることから二次追加調査を行った.