(2)調査範囲 :和歌山市大谷地区(図 3−2−1)
(3)調査目的 :和歌山県北部を東西に通る中央構造線断層帯(和泉山地南縁−金剛山地東縁)について,詳細な位置と性状および活動性の把握を行い,本調査は同断層帯の活動履歴の解明から和歌山県における地震危険度評価および地震防災計画に関する基礎資料を得ることを目的としている.
本調査はそのうちの同断層の位置と性状の概要把握を目的とするもので,引き続くトレンチ調査等で詳細な活動性の検討を行う.
(4)調査数量 :
測線長 300m
発振点間隔 1m
受振点間隔 2m
(5)探査諸元 :
最大受振距離 120m
標準水平重合 30重合
震源 油圧式S波震源
標準垂直重合 15回
受振機 速度型地震計(Sensor SM−11)
探鉱機 BISON9060A
サンプリング時間 2.0sec
サンプリング間隔 1.0ms
ローカットフィルター 24Hz
ハイカットフィルター 250Hz
収録チャンネル数 60ch