調査地点が建設工事中の第二阪和国道建設敷地内であること.トレンチの用地確保が困難であること.一方,群列ボーリングから活断層の走向方向の西側約40m付近で,群列ボーリングと平行に国道用の共同溝が施工される計画があることから,建設省のご厚意により共同溝掘削時の法面の地質状況を観察することをトレンチ調査の代替案とした.
観察範囲は,最大深度約6m,長さ約30mの延べ180uの西側法面である.