(4)梅原落戸(ウメハラオトシド)遺跡:福光町梅原地内

調査実施:福光町教育委員会(1994年実施)

遺跡概要:縄文の穴、古代の建物跡など・中世の建物跡など・近世の溝・穴など

地震痕跡:噴砂

鎌倉時代の溝および中世の遺物包含層を引き裂いて噴砂が上昇しているため、地震の時期は中世以降に限定される。また、江戸時代の堆積と考えられる層を切っていないため、江戸時代より前に限定される。

この時期の被害を与えた可能性のある地震は、1586年天正地震が考えられる。