4−4 L−4

L−4は,西北西走向で,上山高原から河合谷高原に至る,長さ3.3kmのリニアメントである.

本リニアメント上で断層崖及び断層池などの北側隆起を示す変位地形が確認され,本リニアメントが活断層である可能性は高いと考えられる.

L−4は,変位地形から北側上がりの逆断層であると推定される.また,その水平・垂直変位量及び活動度は,変位基準面の形成年代や断層露頭などが確認されていないため不明である.