本リニアメント上で認められる変位地形は2ヶ所で,左横ずれ傾向を示す.変位地形の連続性は乏しく延長も短いが,リニアメントは明瞭であるため,本リニアメントが活断層である可能性は高いと考えられる.
L−2は,変位地形から左横ずれ断層であると推定される.また,その水平変位量は、左横ずれを示す変位地形から約50mと推定されるが,垂直変位量及び活動度については不明である.