以上の地表地質踏査結果から,空中写真判読では活断層である確実度が比較的低かった(確実度U〜V)L−1(雨滝−釜戸断層)及びL−3(栃本南方断層)は,地質の分布状況や断層露頭から,新しい堆積物(第四系)である段丘堆積物や火山灰層などに変位を与えている(確実度Tの可能性が高い)ことが確認された.
図3−10−1 断層露頭のスケッチ
図3−10−2 断層露頭のスケッチ
図3−10−3 断層露頭のスケッチ
図3−10−4 断層露頭のスケッチ