本調査範囲を,図2−2に示す.
調査範囲については,当初計画及び実施に区分して表示した.
E 調査範囲設定の経緯
(ニ) 当初計画範囲
当初計画においては,活断層研究会(1991)により認定された雨滝−釜戸断層を挟んで2q巾の範囲(29q2)を空中写真判読範囲とし,同1q巾の範囲(13q2)を地表地質踏査範囲とした.
(ホ) 実施範囲
空中写真判読により抽出された活断層であると推定されるリニアメント及び活断層の疑いのあるリニアメントを,「雨滝−釜戸断層系」と再定義し,それらのリニアメントを挟んで2q巾の範囲を地形分類・地形面区分を行う空中写真判読の対象範囲に,同1q巾の範囲を地表地質踏査の対象範囲とした.
図2−2 調査範囲