(3)平成11年度調査

平成11年度調査は、立川断層のとう曲帯の範囲で、立川礫層の上面構造を地下レーダー探査でおさえ、断層の活動による地層の変形等を把握する目的で実施した。

レーダー探査の結果、礫層と思われる反射面の構造が良くトレースできた。断層に近接する箇所では、礫層の分布深度のやや深いため、やや不明瞭であったが、測線沿いでは、2箇所程度の凹地状構造がでており、断層近傍での地層の変形の特徴を示していると思われる。