(3)第六小学校北・畑地内

調査地は、JR南部線に沿った地域であり、鉄道に近い測線0m〜8m付近まで地形が急傾斜(20゜±)で、かつ、地表面に腐食野菜が敷き詰められた状態であった。このため探査結果の画像記録に大きく影響し、判別不能な結果である。

測線の8m付近から距離13m及び距離20m以降では、凸状の形状が認められ、深度2.0m前後で礫層が分布している。しかし、探査距離18m〜20m間では明瞭な反射面が深度2.4m〜3.0mと深く、これはとう曲帯の下盤側の傾斜を反映している可能性もある。