(1)探査方法

@ 測線設定方法

国立市谷保地区では、2回に分けて探査を実施した。第1回測定では、用地境界コンクリート杭を原点とし、北へ10m,西に20mの地点を基準点とした。基準点から南西区域をSWゾーンとし、測線間隔1mで縦横断方向の測線を巻き尺及び検縄で配置した。道路部及びフェンス内は、測線間隔1mの平行測線とし、5m毎の基点設けた。また、補足測線においても5m毎の基点を設けて探査を実施した。

谷保地区の 第2回測定では、上記の基準点をもとに、北東領域をNEゾーンとして、測線間隔2mで縦横断方向の測線を巻き尺等で設定した。また、北西領域をNWゾーン,南西領域をSWゾーンとし、各ゾーンで3測線を配置し、5m毎の基点を設けて探査を実施した。

その他の地区の測線設定は、次のように現状の地形にあわせて行った。

国立第六小グランド内では、測線間隔19.4mで平行に2測線を設定して5m毎の基点を設けた。

国立第六小北側のJR南部線横畑地農道では、農道中央に1測線を設定した。

三ツ木地区調査地では、農道中央に1測線を設定して5m毎の基点を設けた。

箱根ヶ崎地区調査地では、測線間隔12mで未舗装道路中央と畑地雑草内で平行な測線を設定した。

霞川地区では、畑地内及び舗装道に南北方向の平行な測線間隔3m(畑地内測線は側溝から2m,舗装道路内は側溝から1m)の測線を設定した。また、東西方向の道路に沿って、畑地内に1測線を配置した。