1−2−1 立川断層の概要

立川断層は、東京都青梅市から瑞穂町、武蔵村山市、立川市を経て国立市までの、ほぼ北西から南東方向に連なる活断層である(図1−2−1−1参照)。

「新編日本の活断層」(活断層研究会編,1991)によれば、立川断層は、確実度T、活動度B、断層長21kmとされており、断層変位は縦ずれ成分のみの表示とされている。

図1−2−1−1 東京都西部の活断層分布図(立川断層は図中の番号4)

 〔「新編 日本の活断層」(1991)より抜粋加筆〕