この様な観測を、測線に沿って移動しながら繰り返す事により、地下の各点について多重の反射波を得る事ができる。このデータをコンピュータ解析することにより、地下の速度分布、地下構造図(図4下部参照)等が得られる。
データ収録に際しては、多大チャネルのディジタルテレメトリシステムを用い、震源としては、都市部の高ノイズの環境下、また舗装道路でも使用可能なバイブロサイスを用いた。受振器は、一ヶ所に9個を一組として用いた。