3−2−3 ゲインリカバリ、デコンボリューション

ゲインリカバリとして、ゲート長300msecの自動振幅調整(AGC)を行った。その後、発振点・受振点の特性の相違を補正し、分解能の高いデータを得るためのデコンボリューションフィルタ処理を行った。

テストの結果パラメータは、以下とした。

*ゲート長     : 2000 msec

*オペレータ長  :  150 msec

*ホワイトノイズ  : 0.5 %

*予測距離    : 4 msec

*時間ゲート   :Non TV

尚、デコンボリューション後のトレース振幅の不均一を補正するために、短いゲート(ゲート長 100 msec )のAGCを適用した。

100%記録に対してデータ処理の流れに従った図を、測線T97−1についての流れを図12−1図12−2図12−3図12−4に、T97−2については、図13−1図13−2図13−3図13−4にそれぞれ示す。処理の流れにつれて反射波の特徴な明瞭になっていく様子が確認できる。