実施位置を図2−1に示す。トレンチAは、角田(1983)が推定している断層撓曲帯のほぼ中央にあたり、断層変位の実態を観察できるものと期待した。
トレンチBは、断層の最近の活動により発生した湖沼堆積物を確認することを目的とした。さらに角田ほか(1988)および角田ほか(1994)で行われていたトレンチを結ぶ、霞川を横断するような測線を設定、測線上にボーリングを配置し、活動周期の検証を行うこととした。