3−5−4 中世の遺跡

条理遺跡が鳴門市大麻町板東付近にみられる。また、大麻町萩原、大麻町姫田付近の水田区割りは条理遺跡である可能性がある。今後、小字名等により、条理の有無を確認する必要がある。

北野、大代、牛屋島、高畑、西馬詰等に城跡(出城)の遺跡があり、それぞれの村に出城が建設されている。

段関、備前島では1570年から1590年代に新田開発が行われたらしい。その東側の木津野では1610年代に、吉永では1660年代に新田開発が進められたといわれている(板野郡誌、鳴門市史による)。