2−5−2 反射法弾性波探査
沖積層下に埋没していると推定される平野部伏在断層を対象として実施した。伏在断層は活断層である可能性が高く、鳴門市や徳島市の人口密集地に隣接して分布しており、防災上重要な断層であることから、断層位置や性状を把握する必要があり、反射法弾性波探査を計画した。測線位置は、既存ボーリング資料の収集、空中写真判読等の調査結果から検討し、鳴門市里浦町〜撫養町にかけての測線と国道11号バイパスの2測線とした。
図2−6
、
図2−7
に測線配置図を示す。